投稿:Kさん/

 8年程前二人の子どもがほぼ同時期に不登校になった頃、どうしてなのか、どうしたらいいのか分からない不安や絶望でいっぱいの日々を過していました。

自分は母親どころか人間失格であると自分を責め、この子達さえいなければ…いえ自分さえいなければとの思いに支配されもしました。夫との意見も食い違う中、本を読み、講演に出かけ、学校や相談機関にも行きました。答えを求めて、探しても探しても見つからない答えに苛立ち、子どもばかりか私も元気がなくなっていきました。藁をもすがる思いというのでしょうか。

 そんな時同じ悩みを持つ方々と知り合うことができたのです。自分の思いを分かってくれる人、受けとめてくれる人がいることに私は救われました。そうして不登校を考える親の会ができていきました。

 親の会は私にとっておしゃべりするところです。月に一度の会なので「久しぶり、元気?」なんて挨拶から「それがさあ、最悪よ」なんて返事があったりすると「どうしたの?」「あのね…」と始まります。二人三人と集まりだし話はどんどん盛り上がっていきます。

 同じような体験をされた方の話には重みが有りより具体的でも有り、勇気付けられたりもします。涙あり笑いありで2時間なんてあっという間に過ぎてゆきます。それでも話し足りない時は喫茶店に行きコーヒー一杯で閉店までねばります。私の気持ちの部分を皆はしっかりと受け止めてくれます。「そうだよね」「うんうん、わかるよ。うちもそうだよ」と。

 子どもたちにも親の会はウケがよく(?)笑顔で送り出してくれます。時には都合で参加できない時もあります。そんな時は電話作戦です。腕が痛くなるほど受話器を握り締めて長い時間話したりもします。メールでその時の気持ちを伝えたりもします。落ち込んでいた心がふっと軽くなります。またある時には会に参加してもすっきりしない事もありますが、そんな時もたまにはあるものです。親の会では学習会を開いて学びあったり、不登校をテーマにした映画の上映をしたり、学校や行政と連携をとることも大事にしています。

 子どもが不登校である親にとって、親の会はいつでも元気になれる心の居場所でありたいと願っています。