Q&A
引きこもってしまいました2004年11月25日
Category: Q&A
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Q
「部屋にこもってしまいました」
担任の先生の家庭訪問がありました。熱心な先生で「どうしても本人と直接話がしたい」ということで、2時間ほど居間で粘って、結局会えずに帰られました。以後、息子は部屋にこもってしまって出てきません。
部屋の外から声をかけても返事がありませんし、出てもきません。ドアを開けようとしても内側から何かで押さえているようで開きません。
それまでは登校拒否はしていても家族と一緒にテレビを観たり、おしゃべりしたり、笑ったりしておりました。どうなってしまったのでしょう。こんな状態がいつまで続くのでしょうか。子どもの何かがおかしくなってしまったのではないでしょうか。
A
登校拒否をされていた息子さんが、担任の先生の来訪を機に自分の部屋に引きこもってしまい、ご心配なのですね。
何らかのきっかけで学校に行けなくなり家におられた息子さんですが、先生が来訪するまでは居間でテレビを見たりゴロゴロしたりと、家の中では安心して過ごせていたように思います。会いたくない人とは会わずに済み、自分の居場所があり、誰かに何かをされる心配もなく、安心できる場所が家だったのでしょう。
そこへ突然、先生がやってきて、しかも何時間も居間に居座っていたということは、彼にとって自分を脅かす脅威そのものではなかったでしょうか。それまで自分を安全に守ってくれるはずの家へ、境界を越えて会いたくない人がズカズカと侵入し、拒否してもそこへ居続ける。彼の動揺と恐怖は相当なものだったと思います。もはや家の中は彼にとって安全・安心な場所ではなくなってしまったのですから。彼を守ってくれる残された砦が、彼の部屋だけになってしまった訳です。また、いつ、誰が家へ押しかけてくるかわからない、だから部屋からは一歩も出られず、他の人が行動しない夜にだけ動き出し、最後の境界である自分の部屋には誰も越えさせない(入れない)と強く思っているのでしょう。彼の今の行動は自己防衛の必死の気持ちの表れなのだと思います。
ですから、彼のそのような不安な気持ちや不安にさせる原因を取り除く事がまず必要です。安心して家にいられる状況をつくってあげて下さい。「無理に部屋に入ろうとしない」「会いたくない人が訪れてきたら、玄関先で断って中には決して入れない(事前に断れる来訪は断るのが良いでしょう)」など、もう決して家の中に彼の不安材料は「入ってこさせないよ大丈夫だよ」という事を彼に示してあげて下さい。その上で、彼の引きこもりはそのまま温かく見守ってあげましょう。彼にとって、再び家の中が安心安全な場所だということになれば、自然と部屋から出てこられる機会も増えていくでしょう。今は、彼が一番安心していられる場所にいさせてあげましょう。そして、家族の方々で彼を守っていってあげて下さい。
回答者:アルプの仲間 山口 佳子さん あるぷす実戦カウンセリング研修会
Q
「部屋にこもってしまいました」
担任の先生の家庭訪問がありました。熱心な先生で「どうしても本人と直接話がしたい」ということで、2時間ほど居間で粘って、結局会えずに帰られました。以後、息子は部屋にこもってしまって出てきません。
部屋の外から声をかけても返事がありませんし、出てもきません。ドアを開けようとしても内側から何かで押さえているようで開きません。
それまでは登校拒否はしていても家族と一緒にテレビを観たり、おしゃべりしたり、笑ったりしておりました。どうなってしまったのでしょう。こんな状態がいつまで続くのでしょうか。子どもの何かがおかしくなってしまったのではないでしょうか。
A
登校拒否をされていた息子さんが、担任の先生の来訪を機に自分の部屋に引きこもってしまい、ご心配なのですね。
何らかのきっかけで学校に行けなくなり家におられた息子さんですが、先生が来訪するまでは居間でテレビを見たりゴロゴロしたりと、家の中では安心して過ごせていたように思います。会いたくない人とは会わずに済み、自分の居場所があり、誰かに何かをされる心配もなく、安心できる場所が家だったのでしょう。
そこへ突然、先生がやってきて、しかも何時間も居間に居座っていたということは、彼にとって自分を脅かす脅威そのものではなかったでしょうか。それまで自分を安全に守ってくれるはずの家へ、境界を越えて会いたくない人がズカズカと侵入し、拒否してもそこへ居続ける。彼の動揺と恐怖は相当なものだったと思います。もはや家の中は彼にとって安全・安心な場所ではなくなってしまったのですから。彼を守ってくれる残された砦が、彼の部屋だけになってしまった訳です。また、いつ、誰が家へ押しかけてくるかわからない、だから部屋からは一歩も出られず、他の人が行動しない夜にだけ動き出し、最後の境界である自分の部屋には誰も越えさせない(入れない)と強く思っているのでしょう。彼の今の行動は自己防衛の必死の気持ちの表れなのだと思います。
ですから、彼のそのような不安な気持ちや不安にさせる原因を取り除く事がまず必要です。安心して家にいられる状況をつくってあげて下さい。「無理に部屋に入ろうとしない」「会いたくない人が訪れてきたら、玄関先で断って中には決して入れない(事前に断れる来訪は断るのが良いでしょう)」など、もう決して家の中に彼の不安材料は「入ってこさせないよ大丈夫だよ」という事を彼に示してあげて下さい。その上で、彼の引きこもりはそのまま温かく見守ってあげましょう。彼にとって、再び家の中が安心安全な場所だということになれば、自然と部屋から出てこられる機会も増えていくでしょう。今は、彼が一番安心していられる場所にいさせてあげましょう。そして、家族の方々で彼を守っていってあげて下さい。
回答者:アルプの仲間 山口 佳子さん あるぷす実戦カウンセリング研修会
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