リレーコラム
上伊那青少年支援センター『ともしび』(仮称)構想について2009年09月16日
Category: リレーコラム
赤沼 利光/
上伊那農業定時制高校は、昭和24年4月に伊那町立東伊那高等学校から定時制課程を移管し創設されました。そして再来年の平成23年の春、最後の卒業生を送り出すと閉校となり、その60年余の歴史と伝統に幕がおろされます。この間、教育機会均等の理念のもと、勤労青少年の就学の場として2,000名を越える有能な人材を育て、地域社会の発展に貢献をしてきました。しかし今、急速な社会情勢の変化の中で、定時制の教育環境も大きく変わり、従来の働きながら学ぶ生徒に加え、不登校を経験した生徒が全体の70%を占めるようになってきました。
そうした定時制高等学校をめぐる環境が変わりつつも、中学校時代に不登校を経験した多くの子どもたちが新しい高校生活に適応し、自らの不登校を克服し立派に卒業し、社会に巣立っていきました。しかしその反面、再び不登校となり、高校を中退し、学校生活から離れていく生徒数の増加傾向にも心を痛めていました。そのために悩める生徒たちへの相談や支援をしていくことが必要と考え、〔仮称 支援センターともしび会館〕の設置について昨年から調査・検討を進めてきました。その活動の中で、すでに不登校やひきこもりの児童生徒の支援に当たっている「上伊那子どもサポートセンター」の皆さんと課題を共有することができ、協力をして活動を進めていく「動き」となりました。
上伊那子どもサポートセンターの昨年の活動報告によりますと、高校生の不登校・ひきこもりや青年の相談件数が年々増加し、昨年度は144件の相談が寄せられているとのことです。
長野県では、学校カウンセリング支援事業を実施し、必要に応じてスクールカウンセラーを活用できることになっています。その効果がどのようになっているかわかりませんが、これらの問題は、学校サイドだけでは解決が難しいことであることは明らかです。このようなことから、県は平成15年に「子どもサポートプラン」の事業を立ち上げたのだと思います。それが、行政の支援事業とは言え期限付きで予算を打ち切られる内容のものではないと思います。そこに必要とする児童や生徒がいる限り、必ず何らかの事業として支援は継続されるべきだと考えます。
定時制同窓会も支援を必要とする子どもたちがいる限り、学校がなくなっても定時制の役割と精神の灯りは消してはいけないとの思いから、支援センター構想を考えているところです。幅広い活動をしている「上伊那子どもサポートセンター」の皆さんとの連携していく上で、〔仮称 上伊那青少年支援センター ともしび〕として広域的な青少年の健全育成の拠点を上農定時制高校の用地内に設置をしていきたいと考えています。
過日行なわれました、「上伊那農業高等学校定時制振興部会」へも提案し、今年度中に各関係機関にお願いをし、進めていきたいと思っています。
関係各位のご理解と共にご支援ご協力をお願いいたします。
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上伊那農業高等学校 定時制同窓会
上伊那農業高等学校 定時制同窓会
上伊那農業定時制高校は、昭和24年4月に伊那町立東伊那高等学校から定時制課程を移管し創設されました。そして再来年の平成23年の春、最後の卒業生を送り出すと閉校となり、その60年余の歴史と伝統に幕がおろされます。この間、教育機会均等の理念のもと、勤労青少年の就学の場として2,000名を越える有能な人材を育て、地域社会の発展に貢献をしてきました。しかし今、急速な社会情勢の変化の中で、定時制の教育環境も大きく変わり、従来の働きながら学ぶ生徒に加え、不登校を経験した生徒が全体の70%を占めるようになってきました。
そうした定時制高等学校をめぐる環境が変わりつつも、中学校時代に不登校を経験した多くの子どもたちが新しい高校生活に適応し、自らの不登校を克服し立派に卒業し、社会に巣立っていきました。しかしその反面、再び不登校となり、高校を中退し、学校生活から離れていく生徒数の増加傾向にも心を痛めていました。そのために悩める生徒たちへの相談や支援をしていくことが必要と考え、〔仮称 支援センターともしび会館〕の設置について昨年から調査・検討を進めてきました。その活動の中で、すでに不登校やひきこもりの児童生徒の支援に当たっている「上伊那子どもサポートセンター」の皆さんと課題を共有することができ、協力をして活動を進めていく「動き」となりました。
上伊那子どもサポートセンターの昨年の活動報告によりますと、高校生の不登校・ひきこもりや青年の相談件数が年々増加し、昨年度は144件の相談が寄せられているとのことです。
長野県では、学校カウンセリング支援事業を実施し、必要に応じてスクールカウンセラーを活用できることになっています。その効果がどのようになっているかわかりませんが、これらの問題は、学校サイドだけでは解決が難しいことであることは明らかです。このようなことから、県は平成15年に「子どもサポートプラン」の事業を立ち上げたのだと思います。それが、行政の支援事業とは言え期限付きで予算を打ち切られる内容のものではないと思います。そこに必要とする児童や生徒がいる限り、必ず何らかの事業として支援は継続されるべきだと考えます。
定時制同窓会も支援を必要とする子どもたちがいる限り、学校がなくなっても定時制の役割と精神の灯りは消してはいけないとの思いから、支援センター構想を考えているところです。幅広い活動をしている「上伊那子どもサポートセンター」の皆さんとの連携していく上で、〔仮称 上伊那青少年支援センター ともしび〕として広域的な青少年の健全育成の拠点を上農定時制高校の用地内に設置をしていきたいと考えています。
過日行なわれました、「上伊那農業高等学校定時制振興部会」へも提案し、今年度中に各関係機関にお願いをし、進めていきたいと思っています。
関係各位のご理解と共にご支援ご協力をお願いいたします。
上農高校定時制が60年間ともし続けてきたもの
それは夢と希望.
今、このともしびを必要としている若者がいます。
地域の皆さんのお力添えをよろしくお願いします。
それは夢と希望.
今、このともしびを必要としている若者がいます。
地域の皆さんのお力添えをよろしくお願いします。
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