県政出前講座 開催
  
  『長野県及び上伊那地域の不登校児童生徒及び高校生の不登校(進路変更)数の推移と考察』

  『子どもサポートプラン、不登校児童生徒支援ネットワーク整備事業の取組みへの評価と課題』

5月9日 (土)に 伊那市生涯学習センターにて 今年度 第1回上伊那地域青少年自立支援推進会議を開催しました。伊那市教育長、小中校長会代表、南部高等学校長代表の先生方をはじめ、推進委員をお受けいただいている行政の皆さんやボランティアスタッフ約30名のご参加をただきました。土曜日の午後であるにも関らず多くの皆さんにご出席いただいたことに感謝するとともに上伊那地域への信頼がより深まるのを実感しました。
 今回は、長野県教育委員会 教学指導課心の支援室の林氏と中村氏においでいただき 『長野県及び上伊那地域の不登校児童生徒及び高校生の不登校(進路変更)数の推移と考察』 と 『これまでの県の取組み。子どもサポートプラン、不登校児童生徒支援ネットワーク整備事業の取組みへの評価と課題』についてお聴きしました。 
 講座終了後、質疑応答、意見交換、伊那市や長野県への要望等を出し合いました。
 その中で、上伊那農業高校定時制同窓会長 赤沼氏から、上伊那子どもサポートセンターの支援活動(ソフト面)と同時に「拠点作り」(ハード面)の充実をしていくことが課題ではないかというご意見をいただきました。
 もし、上伊那地域に青少年の自立支援のための施設ができれば、県が7年前に蒔いた「サポートプラン」という小さな種が確実に地域に根づくことになります。是非、実現させたい夢です。
 しかし、そのためには、当事者や支援者だけでなく、上伊那地域のすべての方々の子どもたちの幸せを願う心が必要です。どうか、これまで以上に、上伊那子どもサポートセンターに関心をお寄せいただきたいと思います。 よろしくお願いします。


県教委より
◇ 上伊那サポートセンターは着実に成果をあげてきているとの評価している。

◇ 課題としては不登校児童の長期化傾向があり、家庭への支援の方法をどうするかがある。

◇ 県事業としての「不登校児童生徒支援ネットワーク整備事業」が平成21年度(今年)で終了するが、来年度(平成22年度)以降の支援事業としての方向性はどうなっているのかの質問が多く寄せられた。
→しかし、現時点で十分な検討がなされておらず、具体的な回答ができない。民間などとの協働事業の重要性は認められており、ネットワーク整備事業の終了は確かであるが、本事業の終了後、何らかの方法で検討していきたい。

意見・要望
◇ 種々な方法でネットワーク整備事業を「県」ないし関係機関にサポートセンターが報告を成果としてあげる事が、今後の県の事業推進の後押しになる。
◇ ネットワーク整備事業では民間の役割の重要性は認められていると思うが、民間は事業予算があって初めて成り立っていく場合が多い。早期な来年度計画の提示を望む。

◇ 「目に見える成果」のみに注目するのではなく、不登校児童生徒に関わる人たちの心に与える安心感(長期間にわたる)などを成果とする「心の成果」に注目することを忘れないで欲しい。

◇ 学習支援には新たな教育システム(金銭のか 
  からない)が欲しい。苦しむ子どもたちが私立の  
  通信制高校に行かざるを得ない状況を把握して、
  公的な学びの場を増やして欲しい。

◇ 市や県が選出する講師の適性の再考・スクールカウンセラーの質の向上(数だけを増やすことが重要ではない)・親の会を開催(学校内で民間カウンセラーなどを交えた)することの重要性などの意見があった。