10月4日に、長野市で行われたセミナーに参加しました。実は、他のメンバーが参加する予定だったのですが、都合が悪くなり、せっかく申し込んであるからとのことで、代理で参加させてもらったのです。ラッキーでした。
 今年度、文科省の調査研究委託事業により、長野県でも4名のスクールソーシャルワーカーが採用されましたが、「それって、一体何?」と思われる方も、大勢いらっしゃることでしょう。簡単に言うと、不登校や暴力行為など様々な課題がある時に、子ども本人や学校だけでなく、家庭や社会に対して、家庭訪問も含めた働きかけを行い、学校との連携をとり、協力体制を作りながら、環境の改善を図っていくのが、スクールソーシャルワーカーの役割ということになるそうです。
 今回の研修では、社会福祉士の内田弘明さん、精神保健福祉士の佐藤園美さん、そして新潟県スクールソーシャルワーカーの山岡聡さんのお話を聴くことができました。それぞれのお立場から、現場での多くの体験を語ってくださいました。日本は経済的に豊かな国のようだけれど、実際には、貧困や社会的格差、地域格差が、大きな社会問題として、子どもたちに降りかかってきている現状に気付かされるような場面もありました。
 お話の内容もすばらしかったのですが、講師の方々の生きる姿勢のようなものから得られるところが、私にとっては大きかったです。常に子どもの側に立ち、困難の中にも希望を失わず、安心感を生みだす、そんな力を私も分けてもらったような気がして、晴れやかな気分で帰途につきました。県外からの参加者が多かったことも驚きでした。また、それとは逆に、知っている顔がチラホラみえたことにも、感心しました(私は代理参加だったのに、関心高いなぁ)。内容が盛りだくさんで、ここに紹介しきれなくてごめんなさい。山岡さんが話された、「自分が子どもを抱きしめた時、子どもも自分の背中をトントンとたたいてくれていて、子どもも自分を抱いてくれているのだと気づいた」というエピソードを一つだけ、お伝えしておきます。素敵な一日でした。